2007年7月29日から8月13日、7名の会員でケニアを訪問しました。ソマリアの内戦を逃れてきた人々（2～3万人）の住むイースリー（ケニア・ナイロビにあるソマリア人居住区）は劣悪な環境でした。道路は大きく陥没して水溜りとなり、自動車の通行を阻みます。わずかなスペースに品物を並べて売る人、首や腕や手に沢山の品物を提げて売り歩く人々などで通りは溢れているのです。 　
イースリー域内のホテルとコミュニティセンターで地域のリーダーたちに会いました。 　青年のリーダーは「ソマリアの平和のために役立ちたいが、難民のため高等教育を受けるチャンスが少ない」と言っていました。 　また、年配のリーダーたちは「スポーツ好きの青年にソマリア和平の一翼を託したい」と願っていることを知りました。それは、サッカーのソマリアチームを結成し、国際親善試合などに参加することを意味します（ソマリアの内戦は部族対立で、部族ごとにサッカーチームはありますが、部族を超えたチームがありません）。